知的財産ニュース 黒龍江省、特許出願代行が行える弁理士はたったの83人、深刻な不足

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黒龍江省は特許代理市場の規模が1千万元を超え、しかも出願件数が毎年1万件以上増加し、市場規模が急ピッチで拡大している。一方、代理機構が17社しかなく、弁理士がたったの83人で、人材不足が深刻化している。

省知識産権局専利管理処の張少軍処長は、「北京の3000人よりは言うまでもなく、弁理士の数は瀋陽市よりも、40数人少ない」と指摘し、同省代理業界の巨大な市場に弁理士も代理機構も遥かに足りないとの認識を示した。

国家知識産権局の統計によると、今年第1四半期に黒龍江省の専利（特許、実用新案、意匠を含む）出願件数は前年同期より大幅に増加し、3年連続で年間1万件以上増加している。市場規模は1千万元を超える。しかし、代理機構を通じた出願はたった36.1％で、北京や上海、吉林省などの70％以上の代行利用率を遥かに下回っているという。