知的財産ニュース 増加し続ける知的財産権担保融資、昨年は約380億元

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中国の知的財産権担保融資の規模は昨年、一段と拡大し、通年で専利権担保融資が141億元、商標権担保融資が214.6億元、著作権担保融資が27.51億元、総額383.11億元に達した。国家知的財産権戦略実施活動に関する部門間連絡会議弁公室が明らかにした。

昨年に国家知識産権局は全国28地域で知的財産権担保融資のパイロット事業を展開し、10省、5市、８つのハイテクパークで企業と金融機関のマッチング会を開催し、知的財産権投融資サービス連盟を設立するなどして知的財産権投融資活動の全面的推進に取り組んできた。

商標権担保融資分野では2008年から2012年までの商標権担保登録申請が1869件、総融資額が664億6000万元で、昨年だけで214億6000万元に達した。

昨年の著作権担保登録は773のソフトウェア·作品に係る146件で、関連融資総額が27億5100万元に達した。この中に成約額が1億元の担保契約もあった。

部門間連絡会議弁公室の関係者によると、今年に国は知的財産権に係る投融資政策を改善し、商業銀行による担保融資業に対する指導意見を作成するほか、20の知的財産権投融資サービスプラットフォームを構築し、知的財産権の許諾権と株主権などを組み合わせた新しい担保融資モデルのパイロット事業を実施する予定。