知的財産ニュース 国家版権局、「2012年中国ソフトウェア著作権登録状況分析報告」を発表

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国家版権局は先日、中国版権保護センターが作成した「2012年中国ソフトウェア登録状況分析報告」を発表した。中国のソフトウェア著作権登録制度は20年前から実施されたが、ソフトウェア登録機関がソフトウェア分野に関して作成した報告書は今回が2回目。

報告書によると、昨年の著作権登録を行った権利者が4万4510人で、前年比23.99％増加した。このうち、法人は3万5454人、全体の79.65％を占める。企業による登録件数は11万9611件で全体の85.91％を占める。大学や研究機構による登録件数が1万2788件だった。権利者別登録件数ランキングでは上位20位に16の、上位100位に61の大学·研究機構がランクインし、研究開発·イノベーション能力の強さを伺わせた。

昨年の組込みソフトウェアの登録件数は全体の20.76％、2万8902件に達し、前年より55.97％増えた。このほか、GISソフトウェアが3676件、同40.09％増、情報セキュリティソフトウェアが2526件、同14.61％増、ゲームソフトウェアが6907件、同26.80％増、モノのインターネット関連ソフトウェアが2573件、同273.98％増、クラウドコンピューティングソフトウェアが1946件、同118.65％増、教育ソフトウェアが6427件、24.48％増となっている。金融ソフトウェアは3530件で前年とほぼ同じだった。

また、国家版権局によると、今年1～8月、中国のソフトウェア著作権登録は前年同期比12.88％増の9万3894件に達した。