知的財産ニュース 国内ソフトウエア産業が好調、2015年に収入4兆元超える見通し

2013年5月23日
出所: 人民網

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パーチャルと現実を巧みに結び付くストリートビュー携帯地図を国内で初めて提供した高徳ソフト。今年第1四半期、国内携帯地図アプリ市場におけるシェアが29.8%で、ユーザー数が1億人の大台に乗るトップ企業となっている。

高徳ソフトの他に、華為、ハイアール、浪潮、用友、東軟、南端、北洋、海康威視など、多くの国内ソフト企業がそれぞれの分野のリーディング企業に成長している。このほど発表された昨年のソフトウエア企業収入TOP100ランキングで、TOP100社の総営業収入が前年比22.5%増の654億元、開発者総数が同20%増の24万人、研究開発費総計が同17.8%増の628億元に達したことが分かった。また、工業·情報化部の統計によると、今年第1四半期の国内ソフトウエア·情報技術サービス業の営業収入は前年同期比24.7%増の6189億元だった。国内ソフトウエア産業は好調な発展を見せている。

工業·情報化部の楊学山副部長は、「2011から15年までの第12期五ヵ年計画期間中に、ソフトウエア·情報技術サービス業はネットワーク化、サービス化、体系化、融合化の方向にそって発展するだろう」と予測し、2015年に中国のソフトウエア·情報技術サービス産業の収入総額が4兆元を超え、情報産業全体の25%を占め、年率24.5%の成長を実現するとともに、ソフトウエア輸出総額が600億ドルを上回るとの見通しを示した。

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