知的財産ニュース 昨年の特許登録が26.1%増、国内企業では華為が最多

2013年2月21日
出所: 国家知識産権網

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昨年に中国の特許登録件数は21万7105件で、前年より26.1%増えた。このうち、内国登録件数が全体の66.3%にあたる14万3847件で、同28%増えた。また、内国登録件数に職務発明の登録件数が87.6%、12万5954件だった。国家知識産権局が21日に開いた記者会見で発表した。

特許登録件数ランキングの上位10地域は広東(2万2153件)、北京(2万140件)、江蘇(1万6242件)、浙江(1万1571件)、上海(1万1379件)、山東(7453件)、四川(4460件)、湖北(4050件)、陝西(4018件)、遼寧(3973件)で、上位10都市は深セン(1万3139件)、杭州(5513件)、南京(4408件)、蘇州(4382件)、広州(4026件)、西安(3475件)、武漢(3233件)、成都(3112件)、無錫(2513件)、長沙(2182件)であった。

企業部門では華為技術が2734件で最も多く、2位から10位はそれぞれ中興が2727件、鴻富錦が1099件、中国石油化学が1044件、中芯が530件、比亜迪が510件、華為終端が347件、杭州華三が318件、中国移動通信が303件、奇瑞自動車が293件となっている。

国家知識産権局は今回の記者会見でPCT国際特許出願の省(直轄市)別ランキングを初めて発表した。昨年に国家知識産権局はPCT国際特許出願1万9926件を受理し、前年より14%増加した。広東省からの出願が9211件で最多となり、続いて2位北京、3位上海、4位江蘇、5位浙江となっている。上位5省(直轄市)によるPCT出願は全体の8割を占めた。

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