知的財産ニュース 国家知識産権局、2012年全国専利実力報告書を発表

ipshow_BID_3524.html

第13回世界知的所有権の日である4月26日に、国家知識産権局傘下の知的財産権研究センターは、国内31省（自治区、直轄市）の特許など関連活動をまとめた「2012年全国専利実力状況報告書」を発表した。

報告書では専利（特許、実用新案、意匠を含む）の創造、運用、保護、管理、サービスの5分野に分けて、国内31の省、自治区、直轄市の専利発展状況に関する分析、評価の結果が盛り込まれている。昨年に中国の専利実力は引き続き向上傾向を続けた。全国の総合実力トップ10地域は広東、北京、江蘇、浙江、上海、四川、山東、湖南、福建、湖北の順で、経済地区でみれば、東部地区は広東、北京、江蘇が、中部地区は湖南、湖北、安徽が、西部地区は四川、重慶、陝西がそれぞれの総合実力TOP３となっている。

専利の創造実力では北京、広東、上海、運用実力では広東、北京、江蘇、保護実力では広東、山東、湖南、管理実力では広東、江蘇、天津、サービス実力では北京、広東、上海がそれぞれTOP３入りした。

同報告書の発表は今年が２回目。今後も毎年定期的に発表されるという。