知的財産ニュース 米デュポン、上海研究開発(R&D)センターの第2期を稼働

2013年10月29日
出所: 解放日報

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米化学最大手デュポンはこのほど、デュポン上海研究開発(R&D)センターの第2期が運営を開始したと発表した。上海R&Dセンターは米国本土以外で、デュポン社の最大規模の研究開発拠点となった。

第2期の投資額は5000万ドル、2005年に起用される第1期と比べて、投資額は2.5倍増、敷地面積は倍増、技術者が50%増であった。

デュポンの中国における年間売上額は30億米ドルを超え、中国は同社にとって、米国に次ぐ第2のマーケットとなっている。中国本土への投資総額は8億米ドル。商品とサービスは太陽光発電、バイオ、化学工業、農業、食品·栄養、高速鉄道、航空、自動車、新材料など多分野にわたり、すべての業務分野では独自の技術開発力を備えている。

デュポンの中国地区総裁、李永敬総裁によれば、同社はヘルスケア·栄養関連の企業を買収し、中国で同分野の事業拡大を目指す方針である。現在、河南省を拠点とする食品大手の双匯集団と大豆たんぱくの開発で手を組むなどしている。

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