知的財産ニュース 現代自動車、山東省煙台市で研究開発センターを設立

2013年4月22日
出所: 第一財政日報

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韓国最大手の自動車メーカー、現代自動車は中国における初の研究開発センターを山東省煙台市に設立する見込み。第一財経日報が4月22日に報じた。

現代自動車は韓国、ドイツ、米国、インド、日本で5つの研究開発センターを抱えている。順調に行けば、電気自動車を含めた新エネルギー車の研究開発を担う6つ目の研究開発センターは煙台市に入居することとなる。煙台経済開発区国際人材交流センターの関係者によると、現代研究開発センターは当面、設立準備中で、職員募集の段階にあるという。また、 煙台市投資招商局の関係者は「現代研究開発センターは煙台経済開発区に設立する予定で、建設工事が進んでいる。ただ設立時間は未定だ」と話している。

現代が中国で研究開発センター設立に踏み出した背景には、中国市場がますます重要になっていることがあると、業界筋が分析している。昨年に現代の世界での販売台数に中国市場がおよそ20%を占める。一方、合弁会社の北京現代の主力車種、「x35」などは欧州や米国の研究開発センターが開発したもので、中国市場が重要性を増す中、中国国内での研究開発センター設立が必要となっているとみられる。

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