知的財産ニュース トヨタと第一汽車、天津市で研究開発会社を設立

2013年8月12日
出所: 北京商報

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トヨタ自動車と中国第一汽車が共同設立する一汽トヨタ技術開発有限公司は8月9日、天津市泰達西区で鍬入れ式が行われた。中国市場のニーズに対応し、合弁事業の研究開発能力の向上とブランドの育成に向け、双方が昨年11月に新しい研究開発会社の共同設立に合意した。

前身は2008年設立の天津一汽トヨタ自動車有限公司技術研究開発センター。新しい会社の敷地面積は11万2000平方メートルで、設計棟、新エネルギー実験室、完成車実験室、部品実験室、スタイリングスタジオなどからなる。総投資額は12億7000万元に上る。第一期工事は2015年5月までに完成し、運用開始する見通し。

新しい研究開発会社では、中国における車両本体の開発の拠点として、合弁自主ブランド「朗世(ランシー)」を含む、中国向けの車の開発を行う。

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