知的財産ニュース 富士フイルムが医療事業への投入を拡大、中国市場戦略を発表

2013年12月19日
出所: 新快報

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写真フイルムの「黄昏」に、次の時代を支える技術とは何なのか、その想いが、富士フイルムに込められている。祖業だった写真フイルム事業を縮小する一方、富士フイルムは大胆にも、全く違う分野での飛躍を試みようとしている。このほど、同社の中国現地法人である富士膠片(中国)投資有限公司の総裁に着任した太田雅弘氏は発表会の席上で、新たな中国市場戦略を明らかにした。富士フイルムは、中国市場において、医療健康事業への投入を拡大し、再生医療事業の発展を加速させる計画であるという。

太田総裁は発表会において、医療事業と並行して情報事業や書類処理事業の分野での発展にも力を尽くし、さまざまな異なる分野での持続可能な発展を追求していくという会社の戦略を明らかにした。「情報事業」にはバイオサイエンス、医療システム、美容化粧品、印刷設備、フラットパネル材料など、「書類処理事業」には事務用プリンタ、大量生産用印刷システムなどが含まれる。

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