知的財産ニュース 中国自動車メーカー、研究・開発への投入は日米欧と比べて桁違いの低さー香港メディア
2013年4月12日
出所: 環球時報
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中国の自動車メーカーは研究·開発への投入が少なく、研究資金は欧米や日本メーカーと比べれば桁違いに低い。目先の利益ばかりを追求している中国メーカーが海外ライバル会社の脅威になるのは、後10年待たなければならない。香港の「南華早報」が11日報道した。
BMWの提携パートナーであり、最も利益を上げている中国の自動車メーカー·華晨汽車がミニバンの研究·開発へ昨年投入した金額は、前年比約6倍に増加したものの、わずか500万元にすぎなかった。最も野心を備える「吉利汽車」は、年間1億ドルを投入して、エンジンなどの開発を行っていると言われるが、海外ライバルメーカーの年間数十億ドルの投入とは比べ物にならない。
華晨汽車の一台あたり60人民元の開発費と比べて、メルセデス·ベンツは1台当たり2879ユーロ(約23236元)、BMWは同2164ユーロ(約17467元)の研究·開発費をそれぞれ投入しており、この差は極めて大きい。
長城汽車や東風汽車などの決算報告によると、売上総利益はメルセデス·ベンツやフォルクスワーゲンなどを上回っている。その原因について、安い人件費や研究開発への投資の少なさ、安い原材料などによるものだと指摘される。
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