知的財産ニュース 米マイクロソフト、世界初の自動車産業イノベーションセンターを長春市に設立

ipshow_BID_4468.html

米マイクロソフト社は、世界で初めての自動車産業を重点とするイノベーションセンターを吉林省の長春市に設立した。2013年12月19日に行われた「長春マイクロソフトイノベーションセンター」の除幕式で、ラルフ·ハウプターCEOは、「マイクロソフトと中国との連携が新たな段階に入ったことの表れだ」とコメントした。

全てのデバイスをインターネットに接続する「モノのインターネット」に、自動車も加わるようになることもまさに概念から現実になりつつある。次世代の車載ネットワークを研究開発し、イノベーションと産業集積を促進することを目指し、長春市政府、マイクロソフトの中国法人微軟（中国）有限公司、アイソフトストーン（軟通動力）、啓明情報技術股份有限公司の共同創立で、「長春マイクロソフトイノベーションセンター」が誕生した。

これはマイクロソフトが世界で作った初の自動車業界の重点イノベーションセンターで、次世代の車載情報システムの技術革新、次世代の車載ネットワークソリューション、自動車業界のデータ管理と応用などの車載情報分野の研究開発に重点を置き、長春市の自動車工業のモデルチェンジとアップグレードを推進させることを目指す。マイクロソフト社は自社のソフトウェア製品の提供のほか、研修や市場（マーケット）の普及支援、技術サポートなどを提供することによって、同センターの発展を後押しする。