知的財産ニュース 東芝中国R&Dセンター、音声翻訳エンジンの中国語認識精度が95%に

2013年5月14日
出所: 国際金融報

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ユーザが音声で文を発話すると相手の言語に翻訳して、音声出力する次世代の知能音声翻訳エンジン(S2ST:Speech-to-Speech Translation)を東芝はこのほど、開発した。同システムは音声識別分野における東芝研究チームの最新成果に基づくもので、日本語、英語、中国語の3言語間の全翻訳方向に対応することが可能だという。

システムの中核である大語彙連続音声認識技術は、東芝中国研究開発センターの努力により飛躍的な進展を果たし、中国標準語の認識精度は95%に達した。また、同研究チームは中国語特有の同音異調(発音は同じだが声調が異なる)識別の技術的難題を解決したほか、常用アルファベット略語の認識範囲を拡大した。

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