知的財産ニュース ボルボ初の中国工場が稼働開始、吉利と技術協力推進へ

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スウェーデンの高級車メーカー、ボルボはこのほど、中国四川省の成都市で新工場の開業式典を行った。

今回完成したボルボ成都自動車生産基地は、成都市の竜泉経済技術開発区に位置し、自動車の年間生産能力は10万台に達する。ボルボは、「中国の四川省成都市の新工場では、本国スウェーデンと変わらない生産クオリティを備える」と説明している。

ボルボは2010年に、中国自動車メーカー、浙江吉利控股集団（ジーリーホールディンググループ）の子会社となった。ボルボにとって、中国は第2のホームマーケットと言える重要市場で、現在は中国市場の開拓を推進しており、2020年までに自動車の販売台数を80万台にまで引き上げる方針を示している。

またボルボと吉利は、技術提携も推進しており、2015年までに共同で中国オリジナルブランド自動車を開発し、中国·世界市場での販売を目指す計画も明らかにしている。