知的財産ニュース シーメンス社の世界的なIA製品生産・研究開発拠点、四川省成都市にオープン

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9月11日、シーメンス（ドイツ）の世界をリードする工業自動化（IA）製品生産·研究開発（R＆D）拠点――シーメンス·エレクトニクス·ワークス·チェンデュ（SEWC）が、四川省·成都市のハイテク産業開発区において正式に操業を開始した。この拠点は、中国におけるシーメンス最大のデジタル化工場で、ドイツと米国に続いて、同社が世界に開設する3番目のIA製品R＆D拠点でもある。

シーメンス社の産業用オートメーション·プロダクションと研究開発ネットワークにおける「デジタル事業」として、SEWCは製品デザインから製造に至るまで高度にデジタル化されている。シーメンス社によると、開業当初より、SEWCは中国の顧客向けに開発されたPCシリーズの新世代「Simatic IPC 3000 SMART」を大量生産するほか、継続してジマティック（SIMATIC）の産業オートメーション製品を生産する予定。

シーメンス北東アジア工業業務最高経営責任者·Dr. Marc Wuchererによる、SEWCは、シーメンス社の産業オートメーション製品の研究開発と生産の効率を上げ、製品が市場へ届く時間を短縮できる。デジタル化、オートメーション、仮想化、環境への配慮を備えたSEWCは、近代の持続可能な製造業の模範となることが期待される。