知的財産ニュース 大手製薬企業が中国で設立したR&Dセンターはすでに30ヵ所、マッキンゼー報告書

2013年10月21日
出所: 第一財政網

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米コンサルティング大手のマッキンゼー (McKinsey)グループが21日発表した報告書によると、グローバル製薬企業の中国での収入はこの数年大幅に増加し、中国での研究開発投資も増えており、研究開発拠点はすでに30ヵ所に上ることがわかった。

報告書によれば、中国医薬品市場がここ5年、21%の成長を続けており、小売り販売額も昨年、6000億元に達した。マッキンゼーは2020年まで中国医薬市場が年17%前後の成長を続けると予測。小売り販売額も同年には1兆9000億元になると見込んでいる。

中国は2015年に世界第2の医薬市場になると予測されている。この膨大な市場を見込んで、グローバル製薬企業は中国での研究開発投資も増えており、過去10年間にグローバル製薬企業により設立された研究開発拠点は7ヵ所から30ヵ所に増え、一部大手メーカは中国本土企業から販売や研究開発のパートナーを積極的に探している。グローバル製薬企業による中国へのR&D投資は今後年間15%の増加率を維持すると、外商投資企業協会医薬品研究·開発委員会(RDPAC)が予測する。

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