知的財産ニュース 米コーニングの上海R&Dセンター、正式運用を開始

2013年11月11日
出所: 東方網

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特殊ガラス·セラミック大手の米コーニングが上海に設置したR&Dセンターは11月6日正式運用を開始した。同社として中国大陸部初のR&Dセンターとなる。

同センターは、中国における新製品の研究開発に注力する。環境技術用のセラミック担体、ディスプレイ用ガラス、光ファイバーセンサーなどが含まれる。このほか、コーニングと中国科学院による上海ケイ酸塩研究所共同実験室の研究活動にも積極的に参加する。

「中国の専門家とは30数年、手を携えて最新技術の応用で中国経済の発展を促進するよう取り組んできた」とコーニング大中華区総裁、李放氏が語る。また、「イノベーションがコーニングの核心的価値観で、毎年売上高の8~10%を研究開発に投入している」と説明した。

1851年創業のコーニングは特殊ガラスとセラミック業界の世界的リーダーとして知られている。同社が大中華区で投資した金額はすでに30億ドルを超えたという。

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