知的財産ニュース フォックスコン、天津のクラウドコンピューティング研究開発拠点を稼働開始

2013年5月31日
出所: 中国新聞網

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電子機器受託生産(EMS)大手のフォックスコン(富士康科技)が天津市に投資して建設した、クラウドコンピューティング研究開発製造拠点は31日、第1期部分の稼働を始めた。2年後の2015年に生産高が80億ドル、同社のサーバー生産業務の70%以上に達する見込み。

フォックスコンは2010年6月、天津経済技術開発区に鴻富錦精密電子(天津)有限公司を設立し、ヒューレット·パッカードやIBM、デルのサーバとストレージ、ルータなど製品の受託生産を行なっている。天津経済技術開発区の西区にある同社のクラウドコンピューティング研究開発製造拠点は、敷地が80万平方メートルに上り、2011年4月に着工した。

天津経済技術開発区管理委員会の郎東副主任は、フォックスコンの研究開発拠点の稼動により、同市のサーバーやメモリなど製造業の空白を埋めることができたと語り、電子情報産業の新たな成長を牽引する原動力となるだろうとの認識を示した。

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