知的財産ニュース 吉利集団、スウェーデンにR&Dセンター、ボルボとの技術共有化を促進

2013年2月21日
出所: チャイナネット

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浙江省の自動車メーカー、吉利集団は20日、スウェーデンのヨテーボリに研究開発(R&D)センターを設立すると発表した。傘下の高級乗用車メーカー、ボルボと吉利汽車それぞれの資源を統合し、次世代中級車向けのSPA(スケーラブル·プロダクト·アーキテクチャー)と関連部品を開発する方針だ。

この研究開発センターは、ヨーテボリ市のリンドホルメン·サイエンスパークに建設。およそ200名の技術者を雇用し、2013年末の稼働を目指す。求人はすでにスウェーデンと中国両国で行われている。

吉利控股集団の李書福董事長は、「吉利グループは、さらにブランドの競争力を高めるのが目標。ボルボに学び、吉利汽車の品質向上の速度を大いに速める。相対的に独立した開発センターを通じて、ノウハウと技術の共有を実現したい。」とコメントした。

研究開発センターのCEOに就任するボルボカーズのMats Fagerhag氏は、「今回の研究開発センター設立は、西洋のプレミアム自動車メーカーと、中国の自動車メーカーとの間の協力関係の見本となるだろう」と述べている。

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