知的財産ニュース 中国の製造業競争力指数、現時点も5年後も世界一

2013年1月24日
出所: 環球時報

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世界4大会計事務所の一つデロイト·トウシュ·トーマツと米国競争力評議会(U.S. Council on Competitiveness)が発表した、最新の「2013年世界製造業競争力指数」では、中国は2013年が製造業競争力のトップであり、しかも今後5年間は中国が首位を保つと予測している。

報告書は米国競争力評議会とトーマツが、全世界で552人の製造業CEO、経営陣に聞き取り調査を行った結果を取りまとめたもの。指数はイノベーション力、税、人材、材料コストや、今後の可能性、ネットへの対応、コンプライアンス、インフラ、エネルギーコスト、政策、市場、福祉、政府による製造業への投資などから算定し、10点満点で評価を行ったもの。

中国は2013年も5年後も同指数で世界一となった。2013年の2位はドイツ、3位は米国だったが、5年後にはドイツは4位、米国は5位になり、韓国をやや上回る程度だ。インドは4位から2位に、ブラジルは8位から3位に上昇する。

2013年の時点で、上位10カ国内にランクインしている先進国の日本とカナダは、今後5年間で競争力が衰えると予測されている。カナダは7位から8位に下がり、日本は上位10位内から脱落し、12位となる見込みである。

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