知的財産ニュース 第114回中国輸出入商品交易会が閉幕、成約額が10.9％減

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広東省広州市で開催されていた、第114回中国輸出入商品交易会（広交会）は11月4日、閉幕した。主催側の統計によると、今回の交易会に来場した海外のバイヤー数は前回に比べて6.5％減少し、成約額は同10.9％減だった。外需不況が続いていることが伺えた。

交易会報道官を務める中国対外貿易センターの劉建軍副主任は4日の記者会見で、212国（地域）からのバイヤー18万9646人が来場し、バイヤー数は前回より6.5％減少したが、去年同期に開催した第112回交易会より0.1％とやや増加したと説明した。

今回の成約額は1946.１億人民元で、前回比10.9％減少し、第112回より3％減少した。各国·地域別の成約額は米国が1.7％増加したほか、何れも減少し、特に中東地域との成約額は23.2％と大幅に下がった。

対外貿易のバロメーターと風向計と見なされている広交会は、去年の第112回で来場バイヤー数と成約額がともに減少した1年後、今回は再び両方も下降した。外需不況の現状に根本的な改善がみられていないと業界関係者が指摘している。