知的財産ニュース AMOLEDディスプレイの開発に初めて成功、華南理工大学

2013年8月10日
出所: 新華網

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ディスプレイをカーテンにしたり、身にまとうことはもう夢ではなくなった。華南理工大学発光材料·部品国家重点研究室と広州新視界光電科技有限公司は、折りたたんだり、曲げることのできるAMOLEDカラーディスプレイの開発に中国で初めて成功した。

4.4インチ、厚さ100ミクロン、重さ1グラム未満で、カラーの動画や画像を表示できる。非常に軽薄で、曲げたり折りたたむことができ、衝撃に強いなどの強みを持つ。例えばカーテン状にして日中は巻き上げて採光し、夜間はテレビスクリーンとして使うことができる。また、ウェアラブルなディスプレイとしての使用や、「人型ディスプレイ」として身にまとうことすら可能だ。

AMOLED技術は世界中でも注目される技術であり、現在Samsung、シャープ、LGなどの多国籍企業がこの技術の研究開発に励んでいる。近い将来、AMOLED技術を利用したディスプレイ·アプリケーションは、自動車、出版、バイオ遺伝子、建設などの業界にも広がり、さまざまな製品に適用されていくと見込まれる。

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