知的財産ニュース 「中国都市イノベーション報告2013」が発表、北京がトップ

2013年8月18日
出所: 新華網

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中国都市発展研究会は18日、「中国都市イノベーション報告(2013)」を発表した。この報告にある都市イノベーション能力評価システムが注目を集めている。

2006年に設立された中国都市発展研究会は、専門家や学者を集め、都市のイノベーション能力を科学的に評価する研究活動に取り組んできた。「中国都市イノベーション報告」を発表し、革新を行なう基礎的な条件とその支援能力、技術産業化のレベル、ブランドを革新していく能力について、上海市楊浦区、北京市海淀区、天津市濵海新区での革新状況を対象として研究を重ね、都市イノベーション能力評価指数システムを開発した。

このシステムによる全国都市への評価の結果、北京はイノベーション能力が最も強い都市だった。2位から10位はそれぞれ上海、深セン、杭州、広州、天津、南京、厦門、大連、寧波となっている。

同研究会の関係者によると、今回発表した中国都市イノベーション指数は統計の視野から各都市のイノベーション能力を評価する試みで、同研究会は今後、評価体系の更なる改善と整備を行なうこととしている。

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