知的財産ニュース フォックスコン、日本でR&Dセンター設立、今年は10億ドル投資

2013年1月14日
出所: 捜狐網

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台湾の電子機器受託製造(EMS)大手、鴻海科技集団(富士康:フォックスコン)は今年に10億ドルを投資し、日本の東京や大阪などで研究開発(R&D)センターを設立することを計画している。これらのR&Dセンターは、ディスプレイやタッチスクリーン技術の開発に注力する予定。関係筋が明らかにした。

フォックスコンは部品から完成品まで多岐にわたる製品の開発に取り組んでいる。今後は重要技術への投資がさらに拡大される見通し。関連技術を取得するために、同社はこのほど、中国大陸部の深超光電、天億顕示科技、台湾の三営超精密に対し出資を行なった。

このほか、フォックスコンは先日、NECから液晶パネルに関する特許を購入することで同社と合意している。日本でのR&Dセンター設立は、液晶パネル技術分野をリードしている日本の研究開発力を重視する戦略で、日本企業との提携によりその技術を学びたいとフォックスコンの関係者が語っている。

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