知的財産ニュース 「メイド・イン・チャイナ」の品質が躍進、米国に大幅に近づく=米紙

2013年12月15日
出所: 新華網

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米紙「ウォール·ストリート·ジャーナル」が13日報じたところによると、リオ·ティントのサム·ウォルシュ最高経営責任者(CEO)は記者会見で、「当社は中国とインドで製造された設備と他の製品の調達を拡大している。これらの国で製造された製品の質が極めて良いことに気付いた」と話した。新華網が15日伝えた。

中国や他の新たに台頭してきた新興国との市場競争について語る時、アメリカの建築と鉱業設備メーカーは往々にして、自分たちの強みは「品質」であると強調。しかし、この状況も変わりつつある。

10年間で幾度となく中国の設備メーカーを見てきたJPモルガンのアナリストは「メーカーによって、品質に大きな差が出る。最も優れているメーカーは改良のペースが驚異的である。建築及び鉱業機械などの世界最大手メーカーであるキャタピラー(米)や鉱山機械メーカーのジョイ·グローバル(米)などといった欧米諸国のメーカーにとっては、競争がより一層激化することを意味する」と指摘した。

よりスムーズな中国市場への進出、製造コストの削減、現地需要へのより効率的な適応を実現するため、キャタピラーやジョイ·グローバルは近年、中国での設備メーカーの買収に力を入れているという。

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