知的財産ニュース 吉林省長春市で中国青少年ロボット競技大会、全国から小中高生1500人余りが参加

2013年7月22日
出所: 科技日報

ipshow_BID_3861.html

中国吉林省長春市で17日、「第13回中国青少年ロボット競技大会」が開幕した。中国科学技術協会と吉林省人民政府が主催側で、中国科学技術協会青少年科学技術センター、吉林省科学技術協会、吉林建築大学が運営側となる同競技大会は、「チャイナドリームを飛ばし、共に楽しく成長していく」をテーマとする。全国各地から528チームが参加し、1525人の選手が自作ロボットの技術を競い合う。参加者数はこれまでの大会で最も多い数字となった。

中国青少年ロボット競技大会は、全国の青少年を対象とし、知識の蓄積、技能の習得、探索的学習を一体にする、多科目の知識と技能を必要とする青少年科学技術実践活動である。2001年から年に一回開催され、青少年ロボット愛好者が電気学、オートメーション、ロボットハイテク分野で学習、研究、実践、成果展示、競技交流するプラットフォームを構築することにより、ロボット技術を普及させ、青少年の創造力を激発させ、チームワークの大切さを思い知らせ、ものづくり能力を養成し、次世代を担う技術者としての資質を向上させることが目的である。

吉林省長春市で開催される今回の大会は、「飛天夢想」をテーマとするロボット総合技能競技、「コミュニティー·ボランティア」をテーマとするロボットアイデア競技、ロボットサッカー競技、「高齢者に思いやりを」をテーマとするFLLロボットコンペティション、VEXロボットコンペティションなど5つの競技種目が設けられている。各競技種目は小学校、中学校、高校の3組に分けて実施され、1、2、3等奨、組織賞、単項賞が選出される。学校で在学中の小、中学生は参加できる。大会で入賞した優秀なチームから、国際競技大会に参加する中国青少年ロボット競技代表チームのメンバーが選び出されることになる。

本ページに関するお問合せ

ジェトロ・北京事務所 知的財産部
Tel:(+86)10-6528-2781(日本語可)
E-mail: PCB-IP@jetro.go.jp