知的財産ニュース レノボ、台湾に研究開発拠点を設立へ
2013年3月13日
出所: 新浪科技
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中国のパソコンメーカー聯想集団(レノボ·グループ)は先日、台湾で初めてとなる製品研究開発センターを台北市内湖区に設立する計画を発表した。新たらしいR&D拠点は企業向けサーバーの開発に専念し、開発者約50人を雇用する予定だという。13日、台湾メディアが伝えた。
同社は、2011年9月にノートPC受託製造大手の仁宝電脳工業(コンパル)と中国にノートPC合弁の聯宝(合肥)を設立したが、台湾に研究開発拠点を設けるのは初めて。レノボがノートパソコン販売台数の世界一を目指していると同時に、企業向けサーバーを新たな主力製品とする狙いがあるとみられる。
リサーチ企業IDCの調べによれば、昨年のレノボのサーバー製品が40%成長し、市場占有率が14.1%に達した。また、中国は企業向けサーバーの一大市場へと成長しつつあり、レノボは中国で広大な販売網と堅調なPC事業を展開しており、サーバー分野においても大成功を収める可能性は非常に高いと、IDCのアナリストが分析した。
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