知的財産ニュース 深セン市商標早期警戒システム、上半期に警戒情報2939件を通知

2013年8月15日
出所: 中国工商報

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深セン市市場監視管理局は今年上半期、商標関連のサービスを強化し、企業による商標戦略の実施推進に注力し、良い効果を収めている。上半期の商標出願件数は前年同期比14.6%増の3万7429件、登録件数は同9.6%増の2万221件だった。商標早期警戒システムを通じて企業に2939件の通知を出し、このうち77%にあたる2262件について企業が対策を講じた。

深セン市の商標保護早期警戒システムは2005年より運用開始した。国家、地域別の商標情報データバンクの外に、知名商標の関連情報を取り込んだデータバンクも構築した。同システムを通じて国内外の商標の現状と動きをめぐる全面的で正確な情報を適時に把握し、適切な対応策を講じることができる。

運用開始して以来、企業から高く評されており、警戒情報を踏まえて対策を講じる企業の比率が増加し続け、深セン市の商標戦略の実施を強力に推し進めている。深セン市は6月末現在、有効登録商標の総件数が22万111件に達し、このうち中国馳名商標が103件だった。

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