知的財産ニュース 広東省、知的財産権違法行為通報者に報奨金、上限設けず

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広東省知的財産権保護支援センターはこのほど、「知的財産権違法行為通報報奨弁法（試行）」を発表した。知的財産権をめぐる違法行為の関連情報を提供した市民に、500から800元の報奨金を与える。ただし、重大事件の摘発に繋がった通報者への報奨金は上限を設けない。

この施策は、一般市民による違法行為の通報を奨励し、知的財産権をめぐる違法犯罪を厳しく取り締まることを狙い、省知的財産権保護支援センターが打ち出した。商標権、著作権、専利権、営業秘密、地理的表示、植物新品種、集積回路配置図などの知的財産権を侵害した行為を通報した者に報奨金を与える外、通報者の個人情報保護を徹底することとしている。

具体的には違法事実などの情報を提供し、摘発活動に協力した通報者には800元、情報だけを提供し摘発活動に参与しない通報者には500元の報奨金が与えられる。重大事件の摘発に繋がった情報を提供した場合、報奨金の金額はこの制限を受けない。