知的財産ニュース 西部地区唯一の専利審査協力センター、四川省成都市に設置

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四川省成都市で10月9日、国家知識産権局専利局の専利審査協力四川センターを成都市に設置することに関する、国家知識産権局と四川省政府、成都市政府間の協力契約が締結された。四川センターは西部地区における唯一の専利協力センターとなる。同地区の知的財産権戦略の実施と知的財産権の保護を強力に後押しすることが期待される。

国家知識産権局の田力普局長は締結式で、四川省は西部地区における科学技術、人材、情報の集積地で、これまで西部地区のイノベーションをサポートしてきたと評価し、さらに「四川センターは同省の科学技術、人材面の優位性を生かし、西部地区の知的財産権戦略の実施を牽引、支援するだろう」との認識を示した。

専利審査協力四川センターは成都市·天府新区の中心地区に建設される予定。2018年末に審査官2000人、年間特許審査件数11万件を目指すという。