知的財産ニュース 上海市、昨年の知的財産権紛争事件、9割以上が外資系勝訴

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第1回中国（上海）国際技術輸出入交易会のテーマイベント「知的財産権デー」の一環として9日午前、上海市知的財産権連絡会議弁公室と市政府外事弁公室は「2012年上海知的財産権状況報告会」を開催した。市知識産権局の呂国強局長が報告を行ない、市商務委、公安局、工商局、版権局など関連部門の責任者や、各国の在上海領事館、外資系企業、外国の商工会議所など業界組織の代表、マスコミ関係者あわせて100余名が出席した。

呂局長は報告の中で昨年の上海市の知的財産権発展·保護の状況を紹介した。昨年に上海市の知的財産権に係わる政策·法律体系がいっそう整備され、知的財産権の創造は数、質ともに向上し、「2012年末までに人口1万人当たり平均の特許保有件数が16件に達する」との目標を上回り達成した。知的財産権の運用促進、保護強化、管理·サービス機能の改善、知的財産権文化の推進、知的財産権人材の育成など各分野でも実績を挙げている。

呂局長はまた、昨年に上海市の各裁判所で受理した知的財産権紛争事件のうち、外資系企業に係わるものが10％近くで、判決の結果は9割以上が外資系企業勝訴だったことを明らかにした。