知的財産ニュース 四川省、イノベーション推進策を打ち出し、特許件数倍増を目指す

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四川省はこのほど、「イノベーションで発展を駆動する戦略を実施し、四川省の産業モデル転換と発展の新しい駆動力を強化する意見」を打ち出し、今後5年、研究開発費の対GRP（域内総生産）比が2.2％に達し、1万人当りの特許保有件数が倍増するとの目標を掲げた。

同「意見」によると、四川省は今後5年をめどに、企業を主体とし、市場の方向性を見極め、産学研を結合させた技術イノベーション体系を築き上げる。大中型企業の研究開発費の対営業収入比を1.5％にまで引き上げ、ハイテク産業の総生産高が倍増し全体の30％以上を占め、戦略的新興産業の生産高が8000億元を超え、社会全体の研究開発費の対GRP比が2.2％に達し、人口1万人当り平均の特許保有件数が倍増する、などの目標が盛り込まれた。

「意見」はまた、企業の知的財産権創造·運用·保護·管理の能力を向上させ、企業でコア技術をめぐる特許動態分析·早期警戒メカニズムが確立されるよう指導し、企業のクロスライセンスに関する国際協力の展開を支援することを求めている。