知的財産ニュース 首都版権連盟が設立、70数機構・企業が加盟

2013年6月8日
出所: 国家版権局

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中国出版集団、百度、金山、歌華など国内の有名出版社、インターネット企業、コンテンツ企業を含めた70数機構·企業が加盟する首都版権連盟が6月6日、北京で設立された。

著作権の保護強化と著作権産業の発展推進を目指す非営利組織として、懸け橋の役割を果たせて首都北京の経済、文化、社会の発展を促すことが期待される。設立式典に出席した北京市版権局の馮俊科局長は、指導と監視、サービスの職責を尽くして政策、資金の面から連盟を支援していくと表明した。

北京市の著作権産業は近年、法律法規と管理体制の整備·改善、監視管理の強化に取り組む関連当局の支援の下、急速な発展を遂げており、全国をリードしている。一方、不完全な産業チェーンや散在する資源、協調体制の欠如などの課題も浮上。こうしたことを背景に、首都版権連盟が発足した。

同日に開かれた第1回会員大会で、北京市版権局の王野霏副局長が理事長に選ばれた。連盟はこれから、理論研究や著作権法律の啓蒙普及、インターネット著作権監視システムの構築、著作権貿易の促進などに重点を置いて尽力する方針だ。

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