知的財産ニュース 重慶市初の知的財産権オンライン取引システム、正式運用を開始

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重慶市初の知的財産権オンライン取引プラットフォームである「重慶連合財産権取引所知的財産権取引支所」はこのほど、正式運用を開始した。

同プラットフォームは重慶科学技術研究院のアセスメント·リソースと現有のインターネットオークション取引システム、決済システムを利用して構築されたもので、知的財産権の展示、評価、取引、オンライン決済などの機能が含まれる。

成果の移転は国内の科学技術発展を制限するボトルネックである。重慶市では2011年に科学技術成果2万4299件を開発し、特許1968件を登録したが、成果の移転により取得した資金はわずか１億5千万元だった。

知的財産取引支所の楊帆所長は知的財産権取引を阻害する3つの要因として、情報の非対称性、評価手段の不足、関連サービスの欠乏――を挙げている。同プラットフォームの運用開始により知的財産権の取引が大いに促進されることが期待される。「知的財産権の取引もネットショップで買い物するように簡単になるだろう」と楊帆所長が語った。