知的財産ニュース 北京、商標戦略の徹底強化を目指す「意見」を発布

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商標戦略の実施を強化し、企業のイメージと競争力を示す中国馳名商標、著名商標の育成を促すために、北京市は「商標戦略の実施と首都ブランド経済の発展の推進に関する意見」を作成した。近く正式に発表される見通し。

「意見」では、3年後に、農村において一つの村に1件以上の農産品商標を保有させる「一村一商標」と、戦略的新興産業、文化クリエイティブ産業、ハイテク産業、現代製造業において企業1社に登録商標１件以上を保有させる「一企業一商標」との目標が掲げられている。目標の達成に向け、関連部門に対して企業の実情を踏まえて指導と支援を強化するよう求めている。

北京市は商標戦略の実施で企業のイノベーションを促し、ブランド経済の発展で市の経済発展モデルの転換を推進するよう取り組んでおり、商標登録件数の増加、有名ブランドの育成、無形資産としての商標活用、ブランド経済の発展で多くの実績を上げている。北京市は現在、登録商標が39万5664件、中国馳名商標が157件で、いずれも４つの直轄市の中で最多となっている。