知的財産ニュース 北京、出版標準契約書を改訂、権利者に全方位の保護

2013年7月24日
出所: 北京日報

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北京市新聞出版局は23日、出版標準契約書の改訂版を公表した。「図書出版契約」、「著作権許諾使用契約」、「著作権譲渡契約」が含まれる。特に「著作権許諾使用契約」は国の発布した著作権関連法律、法規に定められた権利者のあらゆる権利を明記しており、権利者の権益を全方位で保護するものとなる。

国家版権局は1992年、「図書出版契約」の標準契約書を作成し、1999年に改訂を行った。デジタル時代の到来により、著作権の使用範囲が狭かった同標準契約書は社会に適応しなくなる。「北京市の裁判所が受理した出版契約関連紛争の激増からこの問題が伺える」と北京市新聞出版局の責任者が指摘した。同局は最新の法律·法規と出版業界の現状を踏まえて、半年に渡って改訂版を作成したという。

標準契約書(改訂版)の書式は北京市新聞出版局の公式サイトで掲載されている。

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