知的財産ニュース 江蘇省、特許権侵害摘発に尽力、立件数が全国トップ

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江蘇省は昨年、特許などに係る行政法執行を強化し、特許などに関する権利侵害事件の立件数が全国最多であるなど、知的財産権の保護で多くの実績を上げた。3月7日に開かれた江蘇省知識産権局局長会議で明らかになった。

省知識産権局の朱宇局長によると、昨年に江蘇省の人口一万人当り平均の特許保有件数は5.73件に達し、三種類権利の出願件数·登録件数、特許出願件数、企業の出願件数·登録件数は3年連続で国内首位となっている。昨年に三種類権利の出願件数が前年比35.67％増の47万2656件、登録件数が同35.10％増の26万9944件で、それぞれ全国総件数の24.72％、23.21％を占めた。

江蘇省は特許などに係る行政法執行に力を入れており、知的財産権をめぐる保護環境は一層改善された。昨年に特許などに関する権利侵害事件の立件数が国内最多の1066件で、結審が1034件だった。このほか、江蘇省は南京、徐州、蘇州で行政法執行の支隊を設けており、鎮江、南通で知的財産権保護支援センターを設立した。