知的財産ニュース 「山西省中医薬発展条例」が採択、知的財産権保護を強調

2013年9月30日
出所: 法制網

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山西省第12期人民代表大会常務委員会の第5回会議で採択された、漢方医薬学の発展促進に関する「山西省中医薬発展条例」が10月11日に施行され、2001年施行の「山西省中医発展条例」が同時に廃止された。

元「山西省中医発展条例」を踏まえて改正がなされたもので、医療機構·従業員、漢方薬·漢方薬産業、教育·科学研究、保障·促進などの分野から、漢方医薬の保護·支援·育成に関する各関連部門の責任を明確化した。

この中、新「条例」は漢方医薬産業の知的財産権の確実な保護を強調している。漢方医薬分野の特許、商標、地理的表示、植物新品種、著作権の出願を奨励するとともに、公開に適さない工法、方法などはノウハウとして保護することができると明記した。このほか、1. 処方方法、特許技術を含めた研究成果の保護、譲渡、許諾使用、2. 漢方医老舗、著名な商標などに対する政府機関の保護、支援の強化――などに関する内容が盛り込まれている。

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