知的財産ニュース 専利復審委員会、2012年度10大案件を発表

2013年4月15日
出所: 国家知識産権網

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国家知識産権局の専利復審委員会(審判部)はこのほど、2012年度10大案件を発表した。安徽江淮汽車と日本三菱自動車工業株式会社間の特許無効審判、広汽トヨタと深セン賽格間の特許無効審判、上海飛科電器とロイヤルフィリップスエレクトロニクス間のシェーバー特許無効審判などが含まれる。

10大案件は特許、実用新案、意匠の3種類権利に係わる特許無効審判請求や拒絶査定不服審判で、巨額賠償金が請求される権利侵害訴訟に伴う、関連業界、産業に重大な影響を及ぼす、重要な又は困難な法律問題に伴う――などの理由で選ばれた。

この中に安徽江淮汽車が三菱自動車の特許5件について申し立てた無効審判は、双方は何れも有名な自動車メーカーで巨額な損害賠償訴訟に伴うため、専利復審委員会では5人合議チームを設置して審理に当たった。3件について一部無効とし、2件について権利を維持する審決が出された。

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