知的財産ニュース 発展改革委、体制改革を進めて戦略的新興産業の発展を推進

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経済の安定的成長と構造調整における戦略的新興産業の牽引的な役割を果たし、その快速な発展を推進するために、国は体制改革を進めて、重大プロジェクトや産業の集積的発展、技術革新力の向上、民営企業の発展に注力する方針を固めた。5日に開かれた「中国戦略的新興産業発展シンポジウム」に出席した国家発展·改革委員会の張暁強副主任が明らかにした。

張副主任によると、中国は国務院が2010年、「戦略的新興産業の育成、発展の加速に関する決定」を発布した後、戦略的新興産業が快速な発展を維持し、国民経済を牽引する重要な存在に成長した。省エネルギー、環境保護、次世代通信技術、バイオなど分野の生産高の伸び幅が昨年、工業全体の約2倍に達し、今年1～5月期の生産高では通信設備製造が27.58％、ソフトウエアが24.2％、医薬製造が19.8％、医療器械が21.3％とそれぞれ増加し、引き続き経済成長をリードしている。一部の地方では戦略的新興産業が経済の大黒柱になっている。

「戦略的新興産業の育成、発展の加速に関する決定」では、2015年までに戦略的新興産業の付加価値総額の対国内総生産（GDP）比が8％に、2020年までに15％に達するとの目標が掲げられている。張副主任は、「戦略的新興産業の育成、発展は経済モデル転換、産業構造調整、イノベーション型駆動を実現するための重大な戦略的任務だ」と指摘し、発展改革委としては今後、マクロ的な指導と協調に力を入れ、戦略的新興産業へのサポートを一層強化する方針だと説明した。