知的財産ニュース 工商総局「傍名牌」取締特別行動、11月末まで延長

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国家工商行政管理総局は先日、「傍名牌取締特別行動に関する補充通知」を発布し、今年第2四半期を実施期間とした「傍名牌（有名ブランドの便乗使用）取締特別行動」を11月末まで延長すると発表した。

先日、中国の中央電視台（ＣＣＴＶ）は看板番組「焦点訪談」の中で、「国内で『山寨貨』（有名ブランドのコピー製品）が横行し、消費者をだまし、模倣されたメーカーに多大な損失を及ぼし、政府が摘発を強化しているが、「山寨貨」一掃はやはり難しいなどの内容を報道した。

こういう模倣品が出回っている深刻な現状を受けて、工商総局が実施延長を決めたのだ。中央テレビで報道されている「康師傅」、「五糧液」、「ペプシコーラ」、「スプライト」などの有名商品をめぐる模倣品問題を直ちに調査を開始し、法に基づき処罰するよう各地の工商機関に指示するとともに、市場検査や通報受付の業務をいっそう強化し、特別行動で確実な効果を上げるよう取り組むことを求めた。

「補充通知」ではまた、法執行業務の中で直面する事件性判断や法律適用など、現行規定では処罰しにくい問題について、関係事例をまとめて総局·競争法執行局に適時に報告するよう求めている。