知的財産ニュース 工商総局、悪意の先駆け登録を防ぎ、傍名牌摘発を強化へ

2013年7月18日
出所: 法制網

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「国務院機構改革と職能転換方案」により、これまで工商部門が参与してきた、流通分野における食品安全の監視管理は、新設の食品薬品監督管理部門が担当するようになった。国家工商行政管理総局の責任者は18日、今後は市場監視管理、行政法執行の部門として、法の定めた職責の履行に取り組み、企業登記や商標登録の管理を強化していきたいと表明した。

工商総局は各級の工商部門に対し、「商標法」や「反独占法」、「反不正競争法」など法律に基づいた職責の履行を徹底し、違反行為を処罰し、食品市場の秩序の維持に努めるよう求めた。具体的には、食品に係る商標の先駆け登録に対する規制の強化、食品分野の登録商標専用権保護の強化、傍名牌など不正行為への摘発強化――などが含まれる。

このほか、工商総局は、行政法執行と刑事司法との連携を進め、違法事件の処理を強化するとともに、商標戦略を推進し、企業の法律意識、管理水準の向上を促す方針を明らかにした。

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