知的財産ニュース 科学技術部とEU、技術移転協力会議を共催

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中国の技術契約成約額は、技術市場の設立を国が初めて認めた1984年の7億元から2012年に6437億元にまで増加した。技術市場が中国の市場経済体系の重要な一部となっている。科学技術部と欧州連合（EU）がこのほど共催した中国EU技術移転協力会議で明らかになった。

一方、中国では科学技術をめぐる体制改革、成果実用化の後押し役として技術移転活動が展開されてきたが、特に権利の帰属や移転収益の分配、経費管理などの分野で法律法規の更なる整備が求められている。会議に出席した科学技術部傘下のたいまつハイテク産業開発センターの責任者が指摘した。また、解決策に関して同責任者は、制度、組織、メカニズムの３つの方面から着手すべきとの認識を示した。

たいまつハイテク産業開発センターとEUの関連部署が共催するこの会議は、中国とEU間の技術移転、イノベーション関係者に交流·協力の場を提供し、国内技術移転機構と企業の国際化レベルの向上を支援する狙いで開催された。