知的財産ニュース 中国新政府、犯罪をかばう「保護傘」の摘発強化を強調

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知的財産権侵害取締り活動に取り組んでいる中国政府は、侵害摘発活動の手配を進めているとともに、犯罪をかばう「保護傘」については手を緩めることなく取り締まる方針を強調し、権利侵害·模倣品摘発の姿勢を強めている。

過去1ヶ月の中、新政府による摘発活動への取り組みが注目を集めている。4月28日に開かれた全国権利侵害模倣品摘発指導グループの全体会議で、国務院の汪洋副総理は権利侵害問題の深刻な現状を指摘し、手を緩めなく摘発活動に取り組むよう要求した。5月13日に李克強総理がテレビ会議を招集し、模倣品氾濫の市場への監視管理、違法犯罪の処罰を強化しなければならないと強調。5月24日、国務院は2013年度の権利侵害·模倣品摘発の活動要点を各部署に配布した。

犯罪をかばう「保護傘」の摘発に力を入れる国の姿勢は特に注目を集めた。4月28日の全国指導グループ全体会議で様々な「保護傘」を断固として取り締まると強調したのに続き、2013年度活動要点の中には、職務犯罪摘発を強化し、権利侵害犯罪をかばう「保護傘」を厳重に取り締まるとする内容が盛り込まれている。