知的財産ニュース フランシス・ガリWIPO事務局長が国家工商総局を訪問、張茅局長と会談

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国家工商行政管理総局の張茅局長は11月8日、同局を訪れた世界知的所有権機関（WIPO）のフランシス·ガリ事務局長ら一行と会見し、ガリ事務局長と会談を行った。

張局長は、中国の商標活動に対するWIPOの支援に謝意を示し、WIPOの中国事務所の早期運用開始を期待すると語った。また、マドリッド登録制度の中国における普及、活用に関する同総局の取り組み、実績を紹介し、商標データベース、人力資源、マドリッド体系普及などの分野でWIPOとの協力を深めていきたいと表明した。

ガリ事務局長は商標分野で工商総局が収めた成果を評価したうえ、工商総局との協力を非常に重視しているとし、マドリッド登録出願の最多指定国である中国との協力を引き続き強化し、中国でのマドリッド制度の普及、発展をこれまで通り後押しして商標をめぐる知的財産権事業の発展をともに推し進めていきたいと話した。