知的財産ニュース ルーブル偽造チケット事件、容疑者2人逮捕　中国製とみられる

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フランス警察は15日、ルーブル美術館で中国人観光客に偽造チケットを販売する容疑者2人を逮捕した。偽造チケット約100枚を所持していた。香港紙「南華早報」が19日、報じた。

フランスのルーブル美術館で先月、多数の中国人観光客が中国製とみられる偽造チケットを所持しているのが見つかった。8月末にベルギー税関からの「中国から送られてきた郵便小包の中にルーブル美術館の偽造チケット3600枚が入っているのを発見した」との通報を受けて、警察は偽造チケットの調査を強化し、受取人として2人の容疑者を特定したという。

中国、フランス、ベルギーの警察当局は当面、事件について一層の調査を共同で進めている。中国国家観光局は18日、偽造チケットを買わないよう旅行会社などに警告し、指導·管理を強化することを国内各地の関連部門に求めた。