知的財産ニュース 公安部、125都市で模倣品900万点を一斉廃棄処分

2013年5月15日
出所: 公安部公式サイト

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公安部は15日、今年の「経済犯罪摘発防止PRデー」イベントの一環として、上海、武漢、長春、ハルビンなど125都市で、偽の農薬、種子、薬品、日用品を含めた模倣品900万点以上の一斉廃棄処分を実施した。

公安部は2010年から毎年の5月15日に「経済犯罪摘発防止PRデー」イベントを開催している。今年のテーマは「経済犯罪を摘発、防止し、安全な法治環境の整備で手を携える」。各地の警察当局は市民に向けて典型的事例を説明したり、真贋識別知識を普及したりするなどして、模倣品犯罪を防ぐ意識の向上を呼び掛けた。

公安部は模倣品摘発強化の姿勢を強めている。今年は近年実施していた模倣品犯罪摘発の「亮剣行動」に続き、「偽物撲滅行動」を年末まで実施することを決めた。今までの摘発活動ですでに犯罪事件7025件を摘発し、容疑者1万人以上を逮捕。事件に係った総額は622億7000万元に上るという。

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