知的財産ニュース 広州市工商局、ホンダ商標冒用のカー用品を販売した業者に重罰

2013年10月17日
出所: 中国産経新聞報

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ウェブサイトで虚偽の宣伝を行い、「CR-V」、「ODYSSEY」、「ACCORD」の商標を冒用したカー用品、ドアペダルを販売した広州市の会社に、広州市工商局がこのほど、13万元の過料を科した。

昨年の第112回中国輸出入商品交易会において、この会社がホンダの商標を冒用したカー用品を生産販売していたのをホンダが発見し、広州市工商局に通報した。市工商局が今年4月、踏み込んだ調査を行った結果、同社はホンダの商標を冒用して偽物のカー用品を販売し、取引高が5万1620元に達したことが確認された。「反不正競争防止法」と「商標法」に基づき、市工商局はこの会社に権利侵害の行為を直ちに停止するよう命じるとともに、13万元の過料を科した。

偽物の部品、カー用品などは車の安全を脅かし、使用者に健康、財産上の損害を与える。ホンダは近年、消費者の権益保護を目指し、知的財産権侵害の行為に厳正に対応し、自社の合法的権益の保護に取り組んできている。

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