知的財産ニュース 広東省、行政と刑事司法の連携を強化、情報共有覚書を締結

2013年10月19日
出所: 国家知識産権網

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知的財産権行政法執行部門と刑事司法機関の間における情報共有を強化し、権利侵害·模倣品摘発活動を一段と推し進めるために、広東省公安庁と省司法庁、文化庁、質監局、食品薬品監管局、広東税関、広東出入境検験検疫局は「権利侵害模倣品摘発情報の共有に関する協力覚書」を締結した。

情報共有協力の内容は、1. 責任者を指定し、関連活動措置の徹底に取り組む 2. 提携を密にし、情報共有の内容、共有方式を確定する 3. 情報共有プラットフォームを整備する 4. 共有情報を活用して摘発した重大事件を相互に通報する――などが含まれる。

広東省公安庁と省の各行政部門は今年、密接に協力して権利侵害に係わる犯罪の摘発に取り組み、模倣品関連犯罪2680件(8月末現在)を摘発した。このうち、行政法執行部門より移送された事件は612件だった。情報共有覚書の締結で公安機関と行政法執行部門間の情報共有、法執行活動の提携が一層深まることが期待される。

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