知的財産ニュース 上海市工商局、「傍名牌」取り締まりを強化、782件摘発

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上海市工商局は今年4月から「傍名牌」（有名ブランド便乗使用）を取り締まる特別法執行活動を実施し、省を跨ぐエンフォースメントやネット監視強化などを通じて目覚ましい成果を収めた。各工商機関は模倣品の製造販売拠点65カ所、「傍名牌」事件782件を摘発した。

日用品と建築·装飾素材、農産品などを重点としたこの特別活動を、上海市の工商機関は関連部門と手を携えて共同で進めてきた。徐匯区工商支局は公安機関と協力して複数回のエンフォースメントを実施し、「傍名牌」61件を摘発し、この内の5件を公安機関に移送した。市工商局は浙江省、河北省の工商部門の協力を得て、河北省に製造拠点を置きタオバオ（淘宝）でネット通販をしていた業者を摘発し、総額50万元の模倣品を差し押さえた。

市工商局の責任者は、同局はインターネット上の監視、調査に重点を置いてネット通販に係わる「傍名牌」販売を厳重に取り締まっていくと表明した。